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日本NEC

複数のテクノロジー企業との協議を経て、最終的にAI無人リテールおよび無人倉庫ソリューションのプロバイダーであるCloudpickに協業のオファーを差し出しました。

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NEC、Cloudpickと提携し日本本社に無人コンビニを開設 スマートリテールの新業態がグローバル展開の可能性を加速

お客様の課題・背景

NECが小売業向けソリューションを提供してきた歴史は、1980年代初頭までさかのぼります。日本国内で店舗の自動化と小売業の改革が推進され始めたその時代において、NECはすでにその先頭を走るパイオニアでした。電子発注端末やプログラマブルPOSといった機器を通じて、革新的な小売の未来を切り拓いてきました。

その後もNECは、より複雑な決済システム、ATMシステム、会員カードシステムなどを次々と投入し、店舗のコスト削減と業務効率化を支援してきました。

さらに、近年深刻化する小売業の人手不足に対応するため、NECは無人化店舗の実現に向けた取り組みも加速させています。たとえば、東京ビッグサイトで開催された流通テクノロジー展示会「RetailTech JAPAN」では、複数の物体認識技術を活用したPOS決済デモシステムを披露しました。

このシステムの特長は、多くの店舗がいまだに人手に頼っている点や、多くの無人店舗が顧客によるセルフスキャンやバーコード/RFID読み取りに依存している点とは異なり、商品をレジ台に置くだけで一括認識・決済が可能になるというものです。これにより、店舗スタッフの負担を軽減するとともに、顧客にとってもよりスムーズで便利な購買体験を提供できるのです。

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時代の流れの中で、歩みを止めることはすなわち後退を意味します。特に日々進化するテクノロジーの分野においては、絶えずイノベーションを重ねることでこそ、新たな時代のニーズに応え続けることができるのです。

こうした認識のもと、NECは本社ビル内のコンビニエンスストアにおいて、顔認証決済や画像認識POS決済システムを導入したのに続き、さらなる進化として完全自動・非接触決済の実現に挑戦。無人型スマートストア「NEC SMART STORE」の展開を通じて、無人経営という次なるビジョンの具体化に取り組んでいます。

この取り組みでは、NECが長年蓄積してきた技術的優位性——顔認証AIエンジン「NeoFace」——を活用するだけでなく、AI無人リテールソリューションで実績のあるCloudpick(クラウドピック)とタッグを組むことで、より高度な次世代小売モデルの構築を目指しています。

店内には複数のカメラや各種スマートデバイスが設置されており、顧客の購買行動や商品情報を正確に認識・追跡することで、無人かつシームレスな買い物体験を提供しています。


ソリューション概要

最先端のAI技術を活用したCloudpickのスマートリテールソリューション:

Cloudpick AIスマート無人店舗
AIコンピュータビジョン、機械学習、マルチセンサ融合技術を活用し、顧客の「商品の取り取り・戻し」動作や商品情報を高精度に認識。来店者が商品を手に取りそのままゲートを通過するだけで自動で決済が完了する、RFIDやセルフレジとは異なる新しい購買体験を提供します。

Cloudpick 店舗スマート管理システム
店舗運営者は、いつでもどこでも運営状況を確認でき、オンラインでの発注、価格調整、プロモーション設定、在庫不足の通知などの管理機能を活用することで、**遠隔からの店舗管理(リモートストアコントロール)**を実現します。


導入効果

現在、この約11万人の従業員を対象とした無人スマートストアは、毎日多くの社員に利用されています。
入店時には顔認証による本人確認でゲートが自動的に開き、商品を選んだ後はそのまま店舗を出るだけで決済が完了。購入代金は従業員カードから自動で引き落とされる仕組みです。
今後はクレジットカードや各種電子マネーなど多様な決済手段の導入も検討されています。

このような仕組みにより、通勤ラッシュや業務の合間といった忙しい時間帯でも、社員はスムーズかつ迅速に買い物を済ませることができ、利便性の高さが大きな支持を集めています。

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注目すべき点として、NEC SMART STORE では中小規模の小売業向けに、売上管理や顧客情報管理などの店舗運営システムも導入されています。さらに、Cloudpick(云拿科技)との協業により、データ分析エンジンも構築されました。

このスマートストアでは、デジタル技術を活用して顧客の購買傾向を精緻に把握することが可能です。たとえば、「リピート購入が多い商品」や「購入時に迷いやすい商品」などの情報を分析でき、今後の品揃えやマーケティング施策の最適化に活かされています。

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未知の「黒科技(ハイテク)」を前に、多くの人が戸惑いや不安を感じることは珍しくありません。しかし、NEC SMART STORE においては、そのような懸念は一切不要です。なぜなら、NECとCloudpick(云拿科技)が最も複雑な技術的課題を担い、顧客はその利便性と安心感を享受するだけで良いからです。

特に新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、完全非接触・無意識型の買い物体験が可能な本ストアの仕組みは、ウイルスの拡散リスクを効果的に低減します。また、レジ係が日々の単調かつ低付加価値な業務から解放され、より創造性のある接客業務にシフトできる点も大きな特長です。

このような自動決済システムを活用することで、店舗はレジ係や巡回スタッフを必要とせず、人件費の高騰という課題にも対応。結果として、24時間365日営業という体制が無理なく実現します。これは、日本・韓国・米国など夜間のコンビニ需要が高い国々にとって、大きなメリットとなるでしょう。

世界的な感染症拡大の中で、人々の「非接触」ニーズが高まった今、無人店舗などのスマートリテール業態が再び注目され、普及が加速しています。そして、こうした新たな買い物スタイルが定着することで、「パンデミック時代の一時的な選択肢」から「未来の当たり前」へと進化する可能性も十分にあるのです。

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一方で、このようなデジタルかつスマートなソリューションは、店舗運営の効率化にも大きく寄与します。店長は、開店時や補充時に商品情報を登録するだけで、棚ごとの販売状況をリアルタイムで把握することができます。

また、運営中に蓄積される消費者の購買行動データは、商品の配置や品揃えの最適化にも活用可能であり、店舗運営を支える有益な参考情報となります。


お客様の声

NECグループの第一リテールソリューション事業部長である川見秀樹氏は、次のように明言しています。「この決済システムはすでに成熟しており、商業利用のレベルに達しています。今後はこのシステムを活用し、個別化された購買体験やデジタル運営など、小売業が抱えるさらなる課題の解決を目指していきたいと考えています。」

また、感染症の状況が落ち着くにつれ、NECは今後、首都圏を中心にこのシステムの導入店舗を増やし、より大規模な展開を図る計画です。NECの取締役会長兼代表取締役社長CEOである新野隆氏も無人スーパーを体験後、「この新しい小売業態を日本全国、さらには世界各国に広めていきたい」と語っています。


準備はできましたか?
日本NECと同様のAI無人小売ソリューションを手に入れ、最先端のスマートリテール体験を実現しましょう!
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